ぬれた靴

私には生年月日と出身地が全く同じ友人がいます。
毎年プレゼント交換をするのですが、今年の友人からのリクエストはスカート。
洋服なら任せとけやああ!と言わんばかりにいろいろな洋服を探した結果、彼女のワードローブに絶対にないようなアーバンリサーチDOORのかなりパンチのあるスカートをチョイスしました。
誕生日は5月なのですが、なんと今日発送!
まるまる一ヶ月遅れてしまいました…。
私のリクエストは「ヘルニアになったので腰に優しいもの」というリクエスト。
かなりざっくりとして、かつ探すのに非常に苦労しそうなリクエストです。
ただでさえ忙しい友達を悩ませる結果になってしまいました。
先ほどヤマト運輸さんから宅配便発送の通知が。差出人は友人の名前。
苦労しただろうに…。最近忙しいって言ってたのに…。
発送通知が届いただけで若干泣きそうになってしまいました。
来年は煩わしい誕生日プレゼント選びから解放してあげることが一番のプレゼントかな、と思ったり。
でも気を遣う人なので、「私の分はいいよ。あなたのほしいものだけ教えて」と言ってもきっと聞いてはくれないでしょう。
律儀な友達を持ちました。
本当にその友達にはお世話になりっぱなしで、気づいたらその友達との思い出ばかりで。
彼女と出会ってもう12年になりますが、お互い、変わったり変わらなかったり。
ただ、流れる空気感は何も変わらないままです。
プレゼント、喜んでくれるといいな。
喜んでくれないまでも、着てくれるといいな。
大好きな友人です。
去年はたくさん友人を困らせてしまいました。
今年はそのようなことのないように、地に足をつけてしっかりと歩いていきたいと決意した夜でした。
とりあえず、仕事をまじめにするところからですね。
やっと天職に巡り会えた気がするので、ここががんばりどきです。

そして、そんなことを思っていたら、スガシカオの「ぬれた靴」が頭の中から離れないのです。
まだまだだな。